先日、玉名(熊本)で開催されたいちごマラソンに参加するために、玉名に行ってきた。
玉名に行く機会があったら、ぜひ寄ってみたい☆と思っていたカフェがある。
玉名で元シップスのスタッフが立ち上げたというカフェ&ホステル『HIKE』だ。

おしゃれなカフェが出来たらしい・・という情報は、アパレル関係のスタッフではすぐにうわさに。
福岡にもすぐに名前が知られていた場所だ。
なかなか来る機械がなかったので、訪れることが出来て嬉しい。
さっそく車でJR玉名駅の近くまで来てそこからナビを頼りに向かうと、大きな瀬高大橋の近くに、洗練された建物がありすぐに見つけることができた。
元々は病院とあって、想像していた以上に大きな建物。フルリノベーションされているらしいが、全くの新しいものに見える。

駐車場も近くの菊池川の河川敷に停めるというスタイル。
最初は、お店の前まで車で来たが、止める場所がなく少々戸惑ってしまった。
少しお店からは歩くが、河川敷の方は場所も広く無料で止めることができる。

この菊池川というのが、とても広大で気持ちい場所だった。
土曜日の午後だったが、そこなで人もおらずのんびり時間が流れていた。

店内に入ると、入り口すぐには小代焼という器がずらりと並んでいる。
小代焼(しょうだいやき)とは、このあたりの熊本市、玉名市、荒尾市、南関あたりの熊本北部で約400年前から作られている焼き物。
小岱山(しょうだいさん)から採れる土を原料としていて、力強い作品が多い。
波佐見や有田、小石原などいろいろ九州には器の名産も多いが、小代焼は全く知らなかった。
やっぱりその土地に行くことで出会いがあるかた面白い。


カフェは、先にカウンターでオーダーしてから座る流れになっている。
メニューを見ると、すぐに「ミモザケーキ」の文字が!! なんともかわいらしい発想だなと思ってほっこり。
お花好きとしては、頼まないわけにはいかない!!
今回はカフェ時間に利用してが、ランチには名物のだご汁定食も食べれるようだ。
両親が熊本出身なので、だご汁と聞いてなんとなく懐かしい気分に・・・。


ミモザに見立てたケーキは、スポンジケーキに特製クリームといちごピューレがはさんであって、甘さがしつこくなくて美味しかった。
土地のものを愛して大事にされているのがよくわかるような、メニューや商品の品揃え。
シンプルでいて芯がしっかりあるような、そしてこの地域にとてもよく馴染んでいた。

テーブルから外の景色をボーッとみながらゆっくり流れていく時間が心地よかった。
そして、この雄大な土地の広さと、菊池川の懐の広さにまた糸島とは違った風を感じることができて、行ってみてとても良かった。


帰り際には、黄色の色が可愛いミモザの販売コーナーを眺めながら、まだまだいろんなものを見たかったが旅の途中だったのでお店を出た。
地元の人が、世代問わずのんびり利用されている感じがまたよかった。
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